千手観音について
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東京公演をはじめとした複数の国での公演によって、千手観音はそのすばらしい演技を披露しています。
耳が聞こえないにも関わらず、なぜ流れるような演技が可能となっているのでしょうか。
おそらく、それは聴覚ではなくそれ以外の五感を研ぎ澄ますことで、全体の動きに合わせて演技を行っていると考えられます。
太鼓の音も聴覚ではなく、振動によって感じており、また吐息を掛け合うことでタイミングを計って全体として息の合った舞踏を行うことが可能になっています。
文章で表現するとあっさりかけてしまいますが、実際にそれを行うとなれば、並大抵の練習ではないことが想像できます。
千手観音は東京公演だけでなく、世界のさまざまな国々で演技を行っていますが、
彼らの活躍によって、世界中の障害をもった人たちは大いに勇気づけられているのではないでしょうか。
公演が持つ可能性
千手観音の東京公演などから感じることができるのは、人間が内在している可能性の大きさです。 耳が聞こえないなら、音楽に合わせて激しく踊ることなど不可能だと考えてしまいがちですが、彼らが実践して見せているように 本気になってやっていけば、実際は多少の障害などものともしないでやっていくことができる。そのような力強さを感じさせてくれます。 もちろん、一糸乱れぬ素晴らしい動きを体得するには、健常者以上の努力が積み重ねられていることは間違いありません。 でも、だからこそ五体満足に生まれている自分たちも、頑張らなければいけないと思わせてくれるのではないかと思います。 自分たちが100%出し切ったと思っていても、実はまだセーブしている部分があるんじゃないか・・・。そのような問いかけをする気にさせてくれる、 素晴らしい公園だと言えるでしょう。自分が内に秘めた可能性はまだまだ出し切っていないのかもしれません。それはとてもわくわくすることですね。